【ベンチプレス】胸椎の動きで差がつく!強くなる為のアーチと連動!

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前回までの、各関節を動かすというのは、

意識すれば可能だったかと思います!!

 

今回行う、胸椎の動きは

最大の難関とも言えます…

構造を見ていきながら、実際に動かしていきましょう。

 

〜目次〜

 

 ベンチプレスに重要な胸椎の構造と動き

脊柱には、頚椎(7個)、胸椎(12個)、腰椎(5個)、仙骨(5個)と尾骨(4個)と

合計33個の骨が並びます。

仙骨、尾骨はほとんど動かないため省きます。

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試してもらいたいのですが、

頚椎、いわゆる首を屈曲(曲げる)、伸展(伸ばす)

腰椎、いわゆる腰を屈曲、伸展

かなり簡単だと思います。

 

では、胸椎を屈曲、伸展してみましょう!!

 

・・・

無理・・・

 

となるのは、当たり前です!

何故なら、もちろん椎体の構造が違うのもありますが、

胸椎は、1つの胸骨、12対の肋骨が引っ付いているために、頚椎や腰椎と違い単独の動きを出すのが非常に難しくなっています。

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それでも、動きを出さなければなりません。

何故なら、ベンチプレスを行うのに、そして強くなる為に必要な動作だからです!!

 

 

強くなる為に必要な胸椎伸展とアーチの関係性

 

まず、先程ちらっと出てきた、椎体の構造的に、頚椎は屈曲、伸展、回旋(捻る)の全て得意です。

胸椎は、回旋が得意です。屈曲伸展は苦手です。

腰椎は屈曲、伸展が得意です。回旋が苦手です。

と教科書的には、書かれていますが

実は胸椎はそんなに屈曲、伸展が苦手ではないのです。

 

頚椎は置いといて、屈曲伸展が得意な腰椎が、おおよそ、屈曲45度、伸展45度

屈曲伸展が苦手な胸椎が、おおよそ、屈曲35度、伸展25度

この動きを腰椎は5個の椎体で

それに対して胸椎は12個の椎体で

行う分、1つ1つの椎体の動きが、

胸椎は相対的に少ないので苦手とされているだけなのです。

 

実際はしっかり動きがあるので、動かせます!

前回の記事

鎖骨の下の胸の上の部分を天井に向けてください

と書いていたのを覚えているでしょうか?

あの動きは実は胸椎の動きになります。

なかなかわかりにくい!

ベンチプレスで腰が痛い!

と言う方は、腰椎で伸展の動作のほとんどを行なっている可能性が高いです!

 

なので感覚を掴むために、

ストレッチポールを横向きにして、その上に胸椎部分を乗せて、伸展してみる。

立って壁を背にし、踵と後頭部をつけ、肩の後ろの部分を壁に押し込む。

 

などをしてみましょう!

 

 アーチを作る為にも、必須の動きとなります!

(アーチの重要性は後日投稿いたします)

 

では、今日はここまで〜

 

次回、【ベンチプレス】安定した強さを得る方法!肋骨と呼吸の関係とは?お楽しみに!