前回の記事で、
レッグドライブを意識して使わなくても
ポジショニングをしっかりとし、足裏全体で踏ん張れていれば、
下肢の力をレッグドライブの正しい形で伝えることができる。
と書きました。
今日はもう少し、深く掘り下げ、バーと足の連動、動作方向について
解説していきたいと思います。
ベンチプレスで最も重要なバーの軌道と動きとレッグドライブの関係性
まず、バーの動きから考えていきます。
バーの自然な動きというものは、ラックアップ〜ボトム〜トップ〜ラックまで、振り子のような動きをします。
イメージは、弧を描くような軌道ですね。
ラックから外した時点で、腹側に行こうとする力がかかります。
次に、腹側のボトムで受けると、きっかけを与えてあげれば振り子様にトップポジションに上がっていきます。
これを「力」で無理やり抑えようとすると、ラックアップから前腕、上腕が過度にブルブル震え、軌道が直線に近いものになります。
この、力で押さえつける例が、肩関節を最も痛める原因と言っても過言ではありません。
さて、先ほどきっかけと言いましたが、
そのきっかけを説明していきます。
レッグドライブを意識せず使い、ベンチプレスをうまく行う方法
振り子では、一番高い位置まで振られると重力など(物理等詳しくありません)の影響で降りていきながら、反対に振られます。
この場合は、重力など がきっかけとなります。
ベンチプレス の場合は、重力方向を考えると
ボトムでの重力にをよるきっかけ使えません。
なので、ボトムからの切り返しに足の力をきっかけとして使います。
前回記事の画像を合わせてみました。
足の力のきっかけは、バーの本来の動き、挙上方向と同じです。
これを、レッグドライブを使う!!と言った様な意識はなく、バーの動きに逆らわず、自然ときっかけが作れるポジションや動作が理想の形となります。
特に肩の痛みがある方は、バーを押す!!というイメージを変え、バーの動きに合わせて、動かす!イメージを持って試してみてください。
それでは、今日はここまで〜
次回、【ベンチプレス】正しいバーの降ろす位置!理想のタッチポイントとは?お楽しみに〜