【ベンチプレス】肘の痛みに直結する上腕三頭筋!痛みのケア方法とは?

にほんブログ村 健康ブログ フィットネスへ
にほんブログ村

healthlife.hatenablog.jp

前回の記事で、肘の痛みの好発部位である

上腕三頭筋について軽く触れました。

今回は、もう少し詳しく見ながらセルフケアを紹介します。

  

 
ベンチプレスの強力な補助筋の上腕三頭筋の構造と性質 

f:id:health--life:20181219201044j:plain

ご存知の方も多いと思いますが、三頭と言う名前だけに、3つの筋腹があります!

そして、1つの腱へとつながります。

 

上腕三頭筋は7割近くが速筋繊維。そして、羽状筋であり強烈な力をもつ筋肉ですので、その分腱にかかる負担も大きくなります。

 

*速筋=瞬発的に大きな力を出せる筋肉(上腕三頭筋)短距離向き

*遅筋=持久力に長けた筋肉(上腕二頭筋)マラソン向き

 

*羽状筋=より大きな力を出せる筋肉(上腕三頭筋)

*紡錘状筋=力は少ないが、収縮が早い(上腕二頭筋)

 

上腕三頭筋には、より多くの力を発揮できる要素が詰まっています。

 

肘の痛みを無くす上腕三頭筋のケア

今回はマッサージでもなく、ストレッチでもなく積極的に動かしていきます!!

 

マッサージは、腱以外の部分なら効果的ですが、腱の硬い部分を押すと逆効果になることが多く、

ストレッチも痛みのある部位を伸ばし、強い伸張をかけてしまうと、それがきっかけで、より痛みがきつくなることもあります。

 

では、どのように動かすのか!

肘の曲げ伸ばしをします!!

たったそれだけで何が良くなる??

と思うかたも多いでしょうから、理由を説明します。

 

条件は急性の怪我ではなく、トレーニング時に慢性的に痛む場合です。

まず、動かす理由として1番の目的は血流を良くすることです

 

血流を良くする理由として

  • 回復に必要な栄養素を届ける
  • 炎症がきついと血行不良になる
  • 血行不良による治癒過程の妨げ

 

近年、スポーツ界でもすぐにアイシング

というのも見直されている理由も上記が関係しています。

例えば、筋肉の損傷であれば、大して動かす必要はありません。

なぜなら、筋肉には血管が多いからです。

ただ、今回痛めた腱は、筋肉に比べるとかなり血管が少ないため、治癒速度が遅くなるので、積極的に動かさないといけません。

 

ちなみに、靱帯や軟骨にはほとんど血管がないため、関節の怪我は回復により時間がかかります。

なので、肘を痛みのない範囲で曲げ伸ばしの運動による、筋肉のポンプ作用で血行を良くしましょう!!

数に決まりはないですが、暇さえあれば少し動かすイメージでいいです!

 

関節のポンプ作用もありますが、関節の際にお話しますね!

 

それでは、今日はここまで〜

 

次回、【ベンチプレス】肘裏の関節が痛い!痛みを軽減するアプローチとは?お楽しみに〜