今回は「筋トレ中の集中力を高める3つの方法」を紹介していきます。
ジムに着いても
・なんだかやる気が出ずスマホを触ってしまう
・他の会員の音やトレーニングで気が散る
こんな経験はないでしょうか?
僕もここ数ヶ月、筋トレ中に集中力が切れる場面が多かったのですが、3つの方法を実施することでかなり改善できました。
3つの方法は
・タイマーを使って時間管理
・メニューは紙に書いておく
・周囲や他のものが気になった時の対処法を決める
ことです。
案外そんなことかと思うかも知れませんが、意味を理解することで集中が途切れず、筋トレの効果も高くなると思います。
なので今回は、参考書籍で学んだことに自分の経験談を踏まえた「集中するための方法」を紹介するので、ぜひ試してみてください。
参考書籍
なぜ集中できないのか?
集中力に対する認識
皆さんも経験がある「集中力」を感覚面から話をすると、
集中している=目の前のことに没頭して他のことが気にならない
集中していない=他のことに気を取られている
状態だと思います。
ここで思い返して欲しいのですが、”意識的”に集中できたことは今までありますか?
僕はほとんど無いなと思いました。
その理由を読んで納得しましたが、「そもそも意識的に集中することはほぼ不可能」と言われているからです。
なので、集中している状態とはスイッチのように切り替わるのではなく、注意散漫になる原因を理解して正しく対処している状態です。
よくある「集中するぞ!」って時に好きな音楽を聞くのも、曲を選んで聞いてる時点で注意散漫になっています。
ではどのようなことに対処すれば良いかを見ていきましょう。
注意散漫になる原因と対処方法
まず注意散漫とは、「他のこと」が気になっている時です。
例えば
・インターバル中にラインの通知音が鳴った
・叫びながらトレーニングするうるさい人
など、様々な「他のこと」に気を取られます。
なぜ気を取られるのか?というと、「不快」と感じているからです。
不快の例を筋トレに当てはめると、
「インターバルは3分と決めていたが、休んでいるだけでは”退屈”なのでスマホを触って気が付けば5分も10分も経っていた」
このように、退屈という不快な要素から逃れるためにスマホを触り、その結果、集中力の低下が見られます。
不快にも大きく分けて2種類あり、
内部的誘因
自分の体の状態が不快として現れ、「暑い、寒い」「〜が痛い」「Twitterが気になる」など
外部的誘因
自分以外の環境などが不快として現れ、「スマホの通知」「叫んで筋トレしてる人」など
これらが集中力低下の誘因ですが、正しく対処することで集中してトレーニングすることが出来ます。
集中してトレーニングするための3つの方法
誘因に対して最も有効なのは、別の行動に移る”間”に注意することです。
不快(退屈)を感じると、それを逃れるための衝動があり、衝動から別の行動(スマホ触る)に移ります。
この別の行動に移る「間」の瞬間に目をつぶって、衝動の波が鎮まるまで待ってください。
ほとんど無意識でやっていた「不快から逃れる行動」を可視化することが出来ると思います。
こうすることで、本来するべきことはインターバルの休憩と理解でき、無意識に起こる注意散漫の行動を抑制することが出来ます。
これらを意識して、更に精度を高めるために僕は3つの方法を試しました。
①タイマーで時間を測る
タイマーの数字だけを見て、注意散漫になる他の誘因を視界から外す
②メニューを紙に書くこと
スマホでメニューを見るとLINEやSNSなどの衝動があるので紙に記入
③周囲や他のものが気になった時の対処法を決める
スマホの通知音→10分経っても気になったら見る。これで気にならなくなった。
急用はほとんどないし、仕事ではないプライベートな時間をはっきり分けられる。
うるさい人→目をつぶって、赤ちゃんと同じなんだなーと思う
上記のように3つのことを試すだけで、トレーニング中の集中力の低下を防ぎ、トレーニング時間も1/3くらい短縮出来たので、かなり効果があったと感じています。
そしてもう1つ大きな変化が、自分の時間を大切にできるようになったことです。
「寝る予定が夜更かししてNetflixを見てしまう」
僕も当てはまりますが、時間の管理が下手な人の特徴だそうです。
「時間の管理は苦痛を管理すること」と言われるほど難しいと言われています。
Twitterのおすすめ欄、Instagramのリール、You Tubeショート動画など、自分にとってほとんど無意味な時間はあっという間に過ぎて、本来やるべき仕事や勉強は苦痛に感じてしまいます。
これも「仕事をする時間」「ダラダラする時間」「ジムに行く時間」しっかりと管理すれば苦痛ではなく達成感があり、大切な時間を無限に再生される動画や謎のTwitter議論を見ているのは、ものすごく勿体無いと感じました。
集中の低下や自分の時間を大切にしないと日々のパフォーマンスが大きく低下するので、今回の内容を一度試してもらえると嬉しいです!
筋トレの集中力を高める方法 まとめ
筋トレ中の集中力を学べる本を探している最中にこの本に出会い、とても良い学びがありました。
普段から「なぜ?」という根本原因から考えることを意識していたつもりが、自分の専門分野外になると全く出来ていないもんだなと。
ただ集中はスイッチではなく、注意散漫の原因を省いていくだけで良いというのを知れてから、筋トレも仕事もかなり捗っている感覚があります。
特にSNSは1日5分だけとiPhoneで設定していて、どれだけ自分が注意散漫になっていたかを認識できました。
これを機会に、他の本から得た知識を筋トレに還元し、またブログ記事としてまとめたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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