【パーソナルトレーナー】これから資格を取る、トレーナーを目指す方へ【NSCA】

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今回はYou Tube、Twitterで「パーソナルトレーナーについて」様々な質問を頂いたので、自分なりの意見を「一部」書いていきます。

 

さて、偉そうにこんな記事を書きますが、僕自身、別に「売れっ子トレーナー」ではありません。

「月間◯◯◯セッション」「有名選手の指導」「〜〜大会で好成績」など、目に見えて大きな実績を残しているわけではありません。

※そもそも目的も違うため

 

そんな、まだまだ勉強中のヒヨッコに、「同業者」「これからトレーナーを目指す方」から、たくさんの質問を頂いたので、せっかくなら文字に起こそうと思いました。

 

今回の記事は、台本等もなく「思いついた事」を書いていますので、文の乱れ等あるかも知れませんが、是非読んでみて下さい。

※完全なる個人の意見で、誰かを否定、肯定しているなどの記事ではありません。

 

 

パーソナルトレーナーの資格は別にいらない

色々な「トレーナー資格」の団体がありますが、

現状パーソナルトレーナーとして活動する上で、「資格」は必要ありません。

誰でも名乗ればその日からパーソナルトレーナーになれます。

 

ですが、資格を持つことにより

①わかりやすい肩書きになる

②資格団体(NSCAなど)の保険に入ることが出来る

③最低限の知識は学ぶことが出来る

などがあげられるので、それぞれについて見ていきます。

 

①わかりやすい肩書きとなる

企業に所属してパーソナルトレーナーをする場合は、資格は必須であることが多く、プロフィール欄にも書くことができます。

ですが「民間資格」なので、資格を持つことでの「特別な活動」が出来るようになるわけではありません。

※国家資格の多くは「業務独占」といい、資格を持ったものしか仕事ができません

業務独占が無いので「名乗れば誰でも〜」に繋がります。

 

 

②資格団体(NSCAなど)の保険に入ることが出来る

保険に入れることは「大きなメリット」だと思います。

トレーニング中の事故は、どれだけ注意しても起こる可能性があり、大きな怪我にも繋がりやすいので、団体の保険に入ることで万が一に備えることが出来ます。

 

 

③最低限の知識は学ぶことが出来る

この問題点が「最低限の知識」です。

NSCAのパーソナルトレーナーの資格を持っていますが、基本の解剖学などを少し知っていれば、法律の勉強さえすれば簡単に試験には受かります。

(一週間程度、法律と別冊の問題集を確認すれば合格しました)

 

つまり、資格取得のための「勉強量が圧倒的に不足している」と感じます。

資格を取る過程では最低限しか学べないので、自戒の意味を込め「常にアップデート」し続ける必要があります。

(面倒だと思うなら止めておくべきです)

 

 

パーソナルトレーナーとしての「スキル」と「差別化」

パーソナルトレーニングの世間のイメージは「ダイエット」が最も浸透していると思います。

ダイエットは「健康的」であれば、とても良いことで多くの需要があります。

 

需要が大きい分、それを「自分の得意分野」として広告するトレーナーの数がとても多いように感じます。

ですが、分母数が多いため、これからトレーナーを目指す方が「後天的に参入」するのは少し不利だと思います。

 

ダイエット以外にも言えますが、他との「差別化」が必要で、「〜〜さんに頼りたい」と思ってもらえることが重要ではないか?と考えています。

 

僕が出来る「差別化」の一例としてのスキルは「触診」です。

※現状、医療従事者レベルに触診できるパーソナルトレーナーは少ない

 

「筋肉や、骨を触る」のみではなく、「その筋、関節がどんな状態なのか?」を柔道整復師として仕事をしていた経験から、ある程度判断出来るようになりました。

触診のように「手から得た情報」を伝えることが出来ると、「パーソナル(個人として)の価値」が高まり、「特定個人に頼りたい」に繋がったと感じることも多くあります。

 

一例として「触診」をあげましたが、本音を言うと「触診」は「差別化」の要素としては、正直少し弱いとも感じてます。

人様の体を見るときには「触診は必須」だと思っているので、どちらかというと「出来て当たり前」に入る枠で、+αがあれば尚良いと思います。

 

よく勉強方法についての質問もいただきますが、必須条件であろう「多くの人の体に触れる機会」をたくさん持つことが大事だと思います。

家族でも、友達でも、トレーニング仲間でも良いです。

そこから得られる情報量は、本とはまったく別物です。

 

注意点としては「体に触れ慣れすぎてしまう」ことです。

僕の例を挙げると、1日何十人もの体に触れてきて、そこから得られる情報を大切にしているので、体に触れることには何の抵抗もありません。

 

ですが「触れられる側」がどう思うか?が大切で

ましてや、初対面の人に触れられるのを「恐怖」と感じる方もいるはずです。

この辺りは必ず注意しなければいけません。

 

 

「何でも出来るトレーナー」について

先程は「差別化」について簡単に書きましたが、「何でも出来るトレーナー」についても少し触れます。

例をあげると

・トレーニングフォームの指導

・筋肥大トレーニング

・ダイエットの指導

・体のコンディショニングを整える

・スポーツ選手の競技力向上

・ADLや、QOLの向上

 

など「全ておまかせください!」といった広告(売り出した方)をよく見ます。

本当に全て出来るなら素晴らしいことですが、上記の例はすべて「専門性が高い」分野なので、そう簡単には出来ないと思っています。

 

すべて中途半端にかじってしまうことで、せっかく勉強するのに「広く浅い知識」になるのは凄く時間がもったいないです。

※広く浅いレベルは検索するとすぐ出てくる

 

イメージでは、知識、経験などで深さを出し「〜〜といえば、あの人」の方が、よっぽど印象に残り、口コミのような広告効果も期待でき、「自分にしか出せない持ち味=差別化」に繋がると思います。

 

 

パーソナルトレーナーについて思うこと まとめ

今回は思いつきで書いてみて、まとまりのない記事になりましたが、色々と思うことや「これからトレーナーを目指す方」の、何かの参考になれば良いなと思います。

 

僕自身は、

・筋肥大は二の次、健康第一

・怪我をしないようにトレーニング楽しめたら良い

・怪我予防、復帰のストレッチ、リハビリ方法

など「健康的なトレーニング」をテーマとしています。

今の筋トレYou Tubeチャンネルのほとんどが「筋肥大」「ダイエット系」なので、ある意味「差別化」を図れていると思います。

 

そんなチャンネルをやってるので、気になれば覗いてみてください。

https://www.youtube.com/channel/UCd_4vjwddAOc6TJrs81r5IA?view_as=subscriber

 

 p.s,

ちなみに僕は「売れっ子トレーナー」になりたいわけではありません。

(なってから言えって話ですが)