腰の怪我を防ぐためのトレーニングベルトの選び方と3種類の比較

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今回は腰の怪我を防ぎやすくする「トレーニングベルト」を紹介していきます。

筆者はトレーニング歴が5年以上になりますが、大きな怪我をせず順調に記録が伸びている理由の1つに「正しくトレーニングギアを使用している」ことが挙げられます。

※トレーニングギアは腰、肘、膝、手首などを守るサポート用具

 

ですがトレーニングギアについての意見を聞くと、

「初心者にはまだまだ早い」

「自分はギアをつけるような重量を扱っていない」

などの声を多く聞きます。

 

実はその考えが怪我を招く可能性があり、トレーニングギアの目的は「怪我を予防すること」です。

付けたからといって卑怯でもなく、重量が大きく伸びるインチキなどでは無いので、トレーニング歴が浅い方ほどプロテインやサプリにお金を使うのではなく、トレーニングギアに投資をすることをオススメしています。

 

「どれを選べばいいかわからない」という方向けに、3つのベルトを比較し、個人的な意見を書いているので是非参考にして頂ければと思います。

 

 

腰の怪我を防ぐ トレーニングベルト

筋トレ中の腰の怪我の原因は「フォームミス」や「柔軟性不足」など色々考えられます。

それらには個人差が大きいため判断が難しいですが、もう1つ「腹圧の抜け」が考えられ、腹圧の場合は意識や「呼吸方法」でかなりの改善が見込まれます。

 

その腹圧を意識しやすくなることが「トレーニングベルト」の役割でもあり、結果的に腰の怪我を減らすことが可能になるので、今回は3種類のベルトを5段階評価(最高5)で比較をしていきます。

※ベルトの巻き方は比較の最後に貼っています。

 

ゴールドジム レザーベルト

オススメ度:2 (値段6000円前後)

f:id:health--life:20220314193152p:plain画像引用:https://www.fitnessshop.jp/products/detail.php?product_id=482

良い点:値段も安く持ち運びが簡単

不満点:サポート力が少し弱く、腹圧の意識が難しい

総合評価:継続してトレーニングする場合はあまりオススメできない

 

ベルトを買おうと思ったときにまず始めに目に付くベルトだと思います。

値段は良心的ですが、お腹部分が小さい形状のため、息を吸った際の反発も少し感じにくいかと思います。

また他のベルトに比べて素材が柔らかいため、サポート力が少し物足りない感じがあります。

 

丸めることができて持ち運びには便利ですが、継続してトレーニングするのであればあまりオススメは出来ません。

 

商品リンク:https://amzn.to/3MRDupU

 

 

シーク レバーアクションベルト

オススメ度4(値段20000円前後 変動あり)

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良い点:厚さが10mmの革でサポート力が強い

不満点:サイズ変更が面倒、持ち運びが不便

総合評価:ベルトによる怪我が起こりにくく最もオススメ(怪我については後に解説)

 

レバーアクションベルトはトレーニングに慣れてきた方が着用している印象があります。

少し値段も高いのでその傾向がありますが、僕は初心者さんにもおすすめします。

先程のレザーベルトと比較すると、10mmの厚みで全体を覆うのでサポート力が高く、腹圧を高めた際の反発も感じやすいと思います。

 

なので腹圧の感覚がわかりにくい初心者さんにもオススメで、乱暴な扱いをしなければ3〜4年は問題なく使えます。(僕もSサイズを使用しています)

 

デメリットは、レバー位置を変更する際にドライバーが必要なので、体重の変動が激しい方は調整がかなり面倒です。

またサイズも大きく、折りたたみも出来ないので持ち運びは不便です。

 

商品リンク:https://amzn.to/3KFQzAv

 

 

SBD レバーアクションベルト

オススメ度2(値段28000円前後)

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良い点:厚さ13mmでサポート力が高く、多くのトップリフターから高評価

不満点:体型が細い場合、ベルトの厚みで肋骨が折れることも

総合評価:サポート力は強くとても良いベルトだが、使用感に難あり

 

SBDはパワーリフターの方が使用していることが多く、いわゆる上級者のイメージがあると思います。

ですが先程のシーク同様、初心者さんが使用するにも全く問題はありません。

 

ただ懸念点が「肋骨が折れる可能性がある」ことです。

僕も上記の理由から使用を控えていますが、厚さが13mmあることから、スクワットやデッドリフトのような体を屈める動きで肋骨に食い込み骨が折れることがあります。

 

特に体の細い方は口を揃えて「肋骨が痛い」と聞くので、皆さんにオススメという訳にはいかないベルトです。

向いている人には最高のベルトだと思うので、一度試着することを強くオススメします。

 

商品リンク:https://amzn.to/3CHes81

 

 

トレーニングベルト比較 まとめ  

以上が3種類のベルト比較となります。

 

繰り返しにはなりますが「初心者だから付けてはいけない」「周りの目が気になる」などは全く気にしないで大丈夫です。

周りの目を気にして怪我をしても、周りは責任を取ってくれません。

しっかりと自分に合うギアを探すこともトレーニング上達の近道なので、ギア選びも楽しんで貰えればと思います。

 

その他には、基本の呼吸方法をしっかり意識することやベルトをはめる強さも大切なので、こちらの動画で解説しています。

youtu.be

 

トレーニングを継続していると他のギアにも自然に興味が湧いたり、必要性を感じることが増えてくるので、次回はリストラップやストラップの比較記事を書こうと思います。