今回は、人間必ずしも存在する 左右差 についてです。
人間はそもそも左右対称の動きは絶対にできません
その中でも、ベンチプレス において、あっても良い左右差。あってはならない左右差について私なりの考えを書いていきます。
今回は、簡易な自己分析編からです!!
〜目次〜
ベンチプレスで左右差が起こりやすい原因と分析
- 利き腕・利き足
- 日常生活(仕事・勉強・家事など)
- スポーツ・趣味
まず、大きく3つの分類に分けて考えてみます!
例として、私自身のことをあげますので、皆さんもよければ一緒に、紙とペンを持ち自分を分析してみてください。
筆者
- 右利き
- パソコン作業(下向き姿勢)文字を書く(右肩が前に入り体左に捻る)
- スポーツ歴(野球 右投げ・右打ち 右肘、肩故障) 趣味(少し前までボーリング)
になります。
この3つからわかることを、簡単に体の上から順に見ていきます。
首:ストレートネック(下向き)
肩:右肩内巻き(右肩前姿勢)
腕:ボーリングでの、腕の力の左右差 右>左
胸椎:左回旋気味・伸展可動域低下(投球・打撃の捻り)
腰椎:胸椎の代償
下肢:スポーツ・趣味により左足の偏った踏ん張り(投球・打撃の踏み込み足)
そして
4 トレーニングに置き換えるデメリット を追加して、上記に足します。
首:僧帽筋を中心として筋緊張
肩:右肩甲骨周囲筋の筋力低下・肩甲骨可動域低下
腕:筋力の左右差が著名にある
胸椎:体の軸が傾いている
腰椎:腰痛の原因に
下肢:柔軟性の左右差(特に臀部)
5 自力で解消できるか を上記に追加します。
首:ストレッチ
肩:チューブエクササイズ・フォームローラー
腕:×
胸椎:伸展・回旋エクササイズ
腰椎:上記エクササイズにより負担減
下肢:臀部ストレッチ・モビリティエクササイズ
ベンチプレスのフォームの左右差は自己分析をして気付く
他の部位は自力で解決できそうですが、
どうやら、私の場合は、腕がどうしようもなく、ベンチプレス にはかなり左右差の影響が大きそうです。
ただ、私の場合ベンチプレスで
左側(腕弱い方)が潰れる といった偏りは特にありません。
昔は、左が潰れ右が頑張り、それが原因で右肩を怪我しました・・・
今 と 昔 何が違うかというと、
- 自分の自己分析
- フォームに還元
- 頭の動きと体の動きの一体化
この3点を強く意識することで変わりました。
そして、今回はまず簡易な自己分析を行いました。
腕が解消しない。
それをフォームの技術面でカバーするために還元します。
ここで、左腕が弱いなら左腕を徹底的に鍛えればいい!!
と考えの方もあり、もちろん一つの方法ではありますが、
これは、力でコントロールするベンチプレスに陥りやすく、左腕の疲労で出力が上がりにくくなり怪我の原因になりかねません。
ベンチプレスの左右差をフォームに還元する
首:なるべくリラックス(緊張抜くため)
肩:右肩甲骨下方回旋強く意識
腕:手の平の面に乗せ、押す方向をズレないよう、足の力も頼る
胸椎:しっかりと伸展
腰椎:腹圧高めれる位置に
下肢:足全体で踏ん張り、切り返しきっかけ作り
私の場合は、押す面、押す方向を意識することで、
筋量に左右差はあれど、筋出力自体には左右差を感じなくなりました。
なので、これはあっても良い左右差と考えることができます。
など、自分の分析結果から様々な情報と対策を導き出すことができます!
今日はここまでで、
次回はフォームに還元をもう少し詳しく解説し、
頭の動きと体の動きの一体化について書いていきます!
イメージ編↓