ベンチプレスをする上で多い怪我の一つとして「手首の怪我」が上げられます。
これは「ベンチプレス時の手首の角度」が「手首の痛みの原因」となることがほとんどです。
では、どうすればいいか。
結論は、手首を寝かせると痛みの原因は解消します。
「手首を寝かせる」から「手首が痛む」では無いの?
と思う方が多いとおもいます!
それなのになぜ「寝かせる」?
今回は「手首の角度」と「手首の痛み」について解説します。
〜目次〜
手首の角度とバーに力を加える方向
「ベンチプレス」は、寝た状態からバーを下ろし、上げていきます。
物を押すとき、それが重ければ重いほど手首の角度は寝ているはずです。
一度、壁を思いっきり押してみてください。
「手首を立てて押す」のと、「寝かせて押す」どちらが力を伝えやすいでしょうか?
おそらく「寝かせながら押す」の方が押しやすい人が大半かと思います。
これは、人間本来の動きなので、ベンチプレスも「手首を寝かせる」方が、より力を伝えやすくなります。
バーを乗せる手首の位置
おそらく「手首を痛める原因」として一番多いのが、「バーを乗せる位置」が「指の付け根付近」になっていると思います。
緑がバーとすると、手首に遠い「指の付け根付近」で握ると、重さが「手首の根元の関節部分」に乗り、手首の負担になり痛みとして現れます。
もう一方で、
バーを「手首の根本」に乗せると、前腕(肘から手首)の骨が重さを支えてくれます。
これだけで、手首の負担は大きく減らすことができます!
先ほどの、壁を押す動作をもう一度行ってください。
手首から遠い「指の付け根」で押すのと、「手首の根元」と前腕の支えを使って押すのでは、手首の負担が全然違いますよね??
力が入りやすいのも、後者だとおもいます。
でもちょっと待って
バーそんな位置で握ったら、落ちるでしょ
・・・
普通に握ると落ちます!!
ってか持てません!!
ただ、握り方を変えれば落ちません!
では、今日はここまで!
次回 【ベンチプレス】手首が二度と手首が痛くならないバーの持ち方と握り方とは? お楽しみに!!