前回の自己分析やイメージ・フォーム還元を終えて、今一度見直してみると
『こんな動きになってたのかー』
と気付けたと思います。
今回は、気付きや、イメージを利用した
必ず行って欲しいウォーミングアップを
紹介していきたいと思います。
〜目次〜
- 世間一般のやる意味のないウォーミングアップ
- ベンチプレスのフォーム還元を行いやすくする”一般的フォーミングアップ”
- ベンチプレスのフォームのイメージにつながる”特異的ウォーミングアップ”
- ベンチプレスのウォーミングアップのまとめ
世間一般のやる意味のないウォーミングアップ
ウォーミングアップというと、
- 軽いランニング・ストレッチ
- 軽い重量で10回あげて徐々に重量を上げる
などが、多く知られてたり実施されています。
これは、正直オススメしません。
理由は、それが自分にとって合っているか?という考えを放棄しているからです。
では、どのように行うのか見ていきましょう。
*例をあげますが、極端な例となります
ベンチプレスのフォーム還元を行いやすくする”一般的フォーミングアップ”
一般的ウォーミングアップとは、先ほどの1のランニング・ストレッチを指します。
主に、体温上昇・可動域確保・改善に使われます。
ここで、2人の比較をしてみます。
対照的な、A君とB君です。
もちろん言うまでもなくB君が理想的です。
まず、B君は自転車を漕ぎ体温を上昇させています。
体温上昇のメリットとして、
酵素の活性化により、エネルギー合成、筋収縮、神経伝達物質の活性化が起こります。
トレー二ング効率を高めてくれる要素になります。
また、関節や筋肉もあったまることで可動域の向上が見られます。
次に、ストレッチ・エクササイズのメリットです。
可動域改善、筋・関節の連動、筋出力向上などがあります。
これは、前回行った観察・フォーム還元のものが適応されます。
適当に、ストレッチやエクササイズを行ってもほとんど意味がありません
なので、観察し、還元につなげる部分を入念に行います。
ベンチプレスのフォームのイメージにつながる”特異的ウォーミングアップ”
特異的とは、ベンチプレス で言うと、ベンチプレス の動作になります。
野球で言うと、キャッチボールや素振りに当たります。
これが、
2 軽い重量で10回あげて徐々に重量を上げる
に相当します。
では、また2人に登場してもらいましょう。
今回は二人共1RM100キロ 80kg 5×5のメニューです。
A君は、毎回このアップを行いメインセットに入ります。
B君は、感覚の良い日には、かなりアップは少なめでメインセットに入ります。
ここで言う感覚とは、前回の還元・イメージに当たります。
イメージ通り体が動いているな!と思えば、アップは少なくて構いません。
体は温まっているし、無駄なアップは、疲労につながります。
逆に感覚が合わない場合は、
多めにアップも行います。
合わないまま行うと、怪我のリスクも高くなるからです。
一番良くないのが、
いつも同じアップを行なっていると、その数をこなしているだけになります。
そうなると考えることをやめてしまうので、良い結果は生まれにくくなることでしょう。
ベンチプレスのウォーミングアップのまとめ
- ウォーミングアップを作業化しない
- 頭で考え必要なことのみ行うように意識する
- 自分の感覚を大事に、信用する
以上3点が大事なポイントです!!
怪我をしない!
パフォーマンスを上げる!
には、必ず最適なウォーミングアップが必要です!
面倒だと思わず、しっかり考えて行なってみてください!!
それでは。今日はここまで〜
次回、【ベンチプレス】背中を使うと上手くなる!ラックアップの方法とコツは?お楽しみに!