今回で手首、バーの持ち方編、最終となります。
ここまで読んでいただいた方、まだ読まれてない方も知っておいて損のない情報だと思いますので、ぜひ今までの記事も目を通して見てください!
〜目次〜
手首を痛めない八の字にするための”ある”動作とは??
より安定化させるための動作
前腕の回内を行います!!
知ってる人ももちろん多いでしょうが、
意識してまで行なっている人は、少ないのではないのでしょうか??
前腕の回内とは、なんぞやと言う方のために参考画像を載せます。
親指が上に向き、いわゆる”前にならえ”の姿勢を
前腕(肘〜手首)中間位と言います。
次に、
中間位から手の平を上に向けると、前腕回外位と言います。
最後にお待ちかねの
前腕回内位です!!
これは、手の甲を上に向ける動きです。
注意点は、肘から先のみを動かすようにしてください!
肩や体も一緒に捻らないように、肘から先のみです!
そして、もう一つ覚えていただきたいのが手首の背屈です!!
これは、以前から手首を寝かせる と言っていますが、
手首を寝かせる=手首背屈です。
手首の怪我のリスクを減らす握る手順
- 手首は寝かせる=手首を背屈させる
- 手首の根元に、より近い所にバーを置く(前腕の骨の延長線上に乗せるイメージ)
- 手の平は受ける面積を広くパーの形
- 指は握るのではなく、蓋をする
- 前腕回内し、八の字に握る(角度個人差あり)
バーとパー見にくくてややこしいですね!すいません。
では、実際に持つ動作を行って見ましょう!!
- まずは、前腕を中間位にします。
- 次に、手首の背屈を行います。
- 背屈をキープした状態で、前腕の回内を行います。
- 回内をしていくと、手が逆八の字になります。
- これで完成!もうあとはバーを持つだけです。
*注意点は、基本的には必ずこの順番を守ってください。
試しに、前腕回内をしてから手首の背屈をして見てください。
さっきの順番守った時よりも、手首の動きが悪くないですか??
根元で詰まったりしないですか??
これは骨格の作りの問題で、この骨格に従わない動きの悪さも、もちろん怪我のリスクにつながるので気をつけてくださいね。
順番と、正しい持ち方を理解すれば限りなく怪我のリスクを減らすことができます!
ただ、人間は利き手利き足があるように、
日常生活左右均等の動作は行なっていません。
無意識のうちに得意な動きを優先し、苦手な動きを避け活動しています。
もちろん手首の柔軟性、前腕の動きに左右差はあると思います!
そして、ベンチプレスのような複数の関節(手、肘、肩など)が動く場合、より顕著に現れ、怪我のリスクとなります。
では、今日はここまで!
次回
【ベンチプレス】手首の痛みを根本から無くす!セルフケアとは?お楽しみに〜!