お待たせ致しました!
解剖学編のが終わり、ようやくベンチプレスにおける複合的な動きに入ります。
ここまでの、
手首、前腕、肩、肩甲骨の
全てを同時に動かしていきます。
少し難しいですが、理解、習得することにより
確実に怪我のリスクを減らしパフォーマンスを向上させるので、やっていきましょう!
〜目次〜
ベンチプレスを 強くなるための基本の骨格ポジションを作る
まずは鏡の前に立ちましょう!
そして両手を前並えの位置に持っていきます。
なるべく末端(手先)はリラックスしましょう。
まずは、肩甲骨の下方回旋
肩甲骨の下方回旋を行うと同時に、
鎖骨の下の胸の上の部分を天井の方に
向けていくような感覚で動かします。
この時に、首の動きの悪い方は、
顎下のスペースが詰まりやすく、肩甲骨の動きを邪魔する可能性が高いので、
顔の向きは常に前を向き、顎を極端に引かないようにします。
はじめの前並えの姿勢より、
胸が突き出され、肩の位置が下に下がってますか??
次に、肩関節の外旋です!
外旋を行うことで先ほどより下がった肩の位置より、更に少し下がり、下がった位置での安定感を生みます。
少し窮屈な感じや、違和感があるかも
知れないですが、それほど不安定な関節部位なのでタイトに保っておかないと、重さを受ける際の怪我につながります。
次に、手首の背屈を行います。
今現在は、前腕はやや回外位気味になっていると思いますので、そのまま手首の背屈をしましょう。
ここは、特に違和感は無くできるかと思います。
最後に、前腕の回内を行います。
必ず注意点としては、前腕のみ動かしてください。前腕回内と肩関節の内旋は間違って行いやすく、ここを間違えると今まで作ってきた物が全て水の泡となります。
前腕の回内ができればこれにて
基本のトップポジションは
完成・・・
ではありません!!
実はもう一つ大事な動きが残っています!!
ベンチプレスの連動に必要な胸椎の動き
今の肩甲骨、肩、手首、前腕の
ポジションを立って前並えの状態で
作った後に、ポジションを崩さず
横向きで自分の肩の位置と、バーを置く手首の位置を確認してみてください。
多くの人が、肩より、手の位置の方が低いはずです。
ただ、この位置関係は、正解です。
もう一度言います!
大事な動きが残っています!
それは、脊椎の胸椎と言われる部分で、
胸椎の伸展の動作で手の位置と肩の位置を
一直線に合わせます!
と言うより、合います!!!
それでは今日はここまで〜
次回、【ベンチプレス】胸椎の動きで差がつく!強くなる為のアーチと連動!お楽しみに〜