今回の記事はフォームと呼吸が深く関連してきます。
なので、以前の記事にある程度の呼吸の要素について書き込んでいますので、ここを確認してから今回の、呼吸 ベンチプレスの応用に進んでもえると理解しやすいと思います!!
ベンチプレスの正しいフォームと呼吸の関係!腹圧とは?
重たいウエイトを扱う時に、必ず必要な呼吸。
よく腹圧を高める と言いますが、なぜ高めないといけないのか?
- 関節を守る(主に脊柱)
- 動作の安定を高める
- 重さの圧に潰されないようにする
上記は全て大事な要素です 。
この要素が揃わないと、正しいフォーム、動きを保つのは厳しくなります。
ベンチプレスでよくある呼吸ミスとフォームのミスの例
画像で説明していきます。
①降ろしていく軌道を骨格に合わせるには、かなり練習が必要ですが、そもそも呼吸が上手く出来ていないと、中心で重さを受けることができません。
体の中心で受けることにより、各関節の局所負担を減らし、筋出力を高めることができます。
1番怪我のリスクが少なく、尚且つ重量を上げれるかと思います。
②現状ジムで多く見るのは、この②番が1番多い気がします・・・
なぜかというと、ネット検索で『 ベンチプレス 方法 』などと検索し、その通りに行うと、②のフォームになりやすいような、書き方をよく見ます。
もちろん個人差があるので、一概には言えませんが、多くの方にとっては、関節の痛めるリスクの高いフォームとなります。
上半身の、上半分にほとんどの重さが乗り、肩の関節を中心に重さを受けてしまいます。
③これも重さが上に偏り、シーソーのように重さの反対のお尻が真上に上がり、そこから無理やり押し返す。
これは、腰、肩ともに大きな負担となりますので、本当に注意が必要です。
怪我をしないための、正しいフォーム、呼吸への改善方法
それでは、②と③の対策を書いていきます。
②、③に共通することは、呼吸をお腹でせずに、努力呼吸により首で呼吸をしています。
これは、このページの一番上のリンクに詳しく書いています。
あと、正しくアーチが組めていないことです。
今までを振り返ると、「手首、肩関節、肩甲骨、胸椎、肋骨」これらの動きを出すことが腹圧を体の中心に溜め込み、安定したポジションを作れるようになります。
下半身との連動ももちろん大事ですが、
上半身を正しく動かせないとスタートポジションを作ることすら難しくなるため、地道ですが連動の部分を今一度確認しながら行うのが、一番の近道になります。
ここを面倒と飛ばしてしまうと、必ず怪我につながります。
また、怪我をした理由もわからなくなります。
そして、一度壊れた関節は、今の医療では元に戻りません!!
わからない点や、説明不足の点がありましたら、コメントをして頂けると
私のわかる範囲ならば、お応えさせて頂きます。
それでは、今日はここまで〜
次回【ベンチプレス】アーチ(ブリッジ)を必ず作る理由とは?お楽しみに!