【ベンチプレス】ベンチで"首が痛い"!原因と痛みを無くす方法とは?

にほんブログ村 健康ブログ フィットネスへ
にほんブログ村

今回から、首の痛みについて書いていきたいと思います。

「首の痛み」は、なかなか原因に気付くのが難しく、一度痛めると長引きやすいので

首の痛みの原因とベンチプレスでの対処法を紹介します!!

 

 

ベンチプレスで首が痛む原因とその理由

 ベンチプレスで「首が痛む」原因として、

  1. ベンチ台と体の接地面のズレ
  2. セッティングの際の、首の状態
  3. 胸椎の動きの代償
  4. 呼吸のミス

が考えられます。

そしてこの4項目は、文章でも理解できやすいかと思うので、今回はこの項目の「対処法」や「ケア」を紹介します。

 

ベンチプレスの際の首の状態と痛みが出やすい接地面の位置 

2 セッティングの際の、首の状態の解説を先に行います。

では改めて、「ベンチ台」と「体の接地面」の確認をします。 

基本的には、5ポイントコンタクトと言われ

  • 後頭部
  • 両肩(肩甲骨)
  • 臀部
  • 右足
  • 左足

の5点になります。

のうち、「後頭部」「両肩」の部分が原因で起こるものについて説明します。

f:id:health--life:20181226163315j:plain

基本的には、水色部分に多くの荷重が乗り、黄色の部分にはほとんど荷重はかかりません。 

おそらく「首の痛み」の原因の1つとして、黄色部分に多くの荷重が加わっていると考えられます。

なぜ、この黄色の部分に荷重がかかるとダメなのか。

大きな要因の一つとして、頚椎の解剖学的破綻が起こるからです。

簡単に言うと、頚椎に無理な負荷がかかりすぎる!と言うことです。

 

頚椎を簡単に説明していきますね。

痛みが出やすい頚椎の構造とは?

「胸椎」の動きの記事でも、簡単に紹介しましたが、「頚椎」はとても動きの大きい場所になります。

7個の骨で、「屈曲」「伸展」「回旋」全てを得意な運動としてします。

もう1つ、大事なのは頚椎は弓なりの前弯になっています。 

この前弯には、頚椎にかかる衝撃や荷重を分散し

負荷が集中しないようにする役目があります。

 

この前弯の位置関係が破綻すると、はじめは筋肉が耐えようと頑張ります。

これが続くといわゆる、”肩コリ”となり、

さらに、悪化すると関節自体が変形を起こし、いわゆる”ストレートネック”となります。

「ストレートネック」は、前弯が無くなっていることを表します。

画像でもみてみましょう。

f:id:health--life:20181226095915j:plain

ベンチプレスで首が痛む方は、自然と「ストレートネック」の形を作り出しているかも知れません。

 

頚椎を痛めやすいベンチプレスのフォームとは?

フォームの中で、

  • バーの動きを目で過剰に追っている
  • 顎と胸の上部や鎖骨が引っ付いている。もしくはスペースがほとんどない。

日常的に

  • 頚椎屈曲姿勢が多い

などありませんか??

 

これらの改善策としては、まずは、バーの動きは”ぼんやり”と目で捉えるようにしましょう。

一度、「目線」を限界まで下げてもらうと分かりますが、同時に「頚椎」も屈曲すると思います。

この「目の動き」が負担を増やす原因ともなります。

 

そして、この頚椎の屈曲が、顎と鎖骨のスペースを無くし、ストレートネックの状態を作り上げるのです。

この状態は、「呼吸」の章「胸椎の代償」の章で詳しく説明しますが、これらの動きも悪くし、「肩甲骨」も動きにくくななります。

なので、ベンチ台に寝てセットする際に、できればラックアップ前に、顎下のスペースをしっかり確保しましょう!

方法としては、立っているときに「頭を天井に引っ張られる」イメージを寝た状態で行います。

そしてあいたスペースに、頚椎」を屈曲するのではなく、「顎」を軽く屈曲します。軽くうなずくイメージです!

これで接地面の安定感も得られ、負担も減るので是非お試しください!!

 

関連記事

 

それでは、今日はここまで〜

次回、首と腰の痛みの原因になる代償動作!その改善方法とは?お楽しみに〜